神経痛と関節痛の違い

神経痛と関節痛の違い

神経痛と関節痛の違い

神経痛と混合されやすい症状が「関節痛」です。痛みの症状が共通していて症状が出る部位的にも似ているところがありますが、これらは完全に異なる疾患です。

 

まず神経痛とは、主に末梢神経が何らかの刺激や圧迫を受けて痛みが走る症状です。神経に沿って症状があらわれることが特徴です。
痛みが出る神経に炎症が起きている状態で、痛みについては一般的に発作で起こり、数秒から数分でおさまります。
痛みはちくりとしたり、激しい痛みが出ることもあります。
三大神経痛と言われる主な神経痛をみていくと、

 

三叉神経痛 主に顔面に激しい痛みが走る
肋間神経 主に腹部や肺などに痛みが走る
坐骨神経痛 腰から足先にかけて痛みが走る

 

このように、各神経に沿って痛みが出るものが神経痛です。
神経痛の原因は明確になっていないケースもありますが、病気や血管の膨張、ストレスなどが起因します。
部位では、とくに頭や顔、首や肩、腰、お腹、肺などに痛みが出やすいとされています。

 

一方の関節痛は、文字通り関節に痛みが走る状態です。神経痛は神経に炎症を起こしていることに対し、関節に炎症が起きている状態が関節痛となります。
主に生活習慣が関係しています。肥満や過度な運動量、老化による軟骨のすり減りなど。
とくに腰やヒザ、肩などに痛みが出やすいとされています。
関節痛にも種類があり、安静にしていても痛みが出る「自発痛」、冷えたときに痛む「寒冷痛」、足腰を動かしたときに痛みが出る「運動痛」、その他に「荷重痛」や「圧迫痛」などのタイプがあります。また、心因性による「心因痛」という関節痛の種類もあります。
一般的に高齢者に多いことが特徴で、60歳以上の8割が罹患するとされています。